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師はまずマントラを覚えさせた。
ただ言葉のリズムを、音を吸収させるため。 暗誦できるまで、毎日の日課となる。 暗誦できてもなお、マントラは日々繰り返し詠唱させらる。 はじめはそこに意味は求められない。 解釈は後からついてくる、意味は後で学べばよい、というスタンスだ。 なぜなら、それは一生かけてついてくる学びの言葉だからである。 インドの子供達はヴェーダを学ぶ。 師は口伝で、神への賛歌を伝承する。 子供達はリズムをとるため、身体を前後に左右に振りながら 日々歌って覚えるのである。 それは何世紀にも渡って行われてきた方法だ。 アサナであれ、まず実践がある。 それは日々繰り返されていくものであり 身をもって体験し、体で覚えていくのである。 「はじめにロゴス(言葉、音)ありき」、とヨハネの福音書にある。 インドでは「はじめにオーム(宇宙音、振動)ありき」となるのだろう。 私達は音の無い(と思っている)暗闇の水の中から 光のあるプラーナ(気)の世界に生まれ、まずは泣いて音を発する生き物だ。 宇宙も同じく、音が無い暗闇の世界だと思われているが そこにオームがあった。それは振動する宇宙の音であり、 宇宙そのものであり、現在・過去・未来の時間を越えた永遠なる全ての根源である。 超越した、融合した無形のものが有形となるところである。 それが古代から伝わる叡智である。 しかしながら現代の私達は頭であれこれとまず最初に意味をつけたがり、さも頭に辞書そのものをダウンロードしインストールするかのように情報を欲する。 しかし、人間はコンピューターに近づけてもそのものにはなれない。 私達は機械ではないのだ。ひとりひとり個性のある人間なのだ。 何かを始める前の段階から「それをやった時にどうなるのか?」と結果を知りたがり、先を心配したがる。 評論し、討論し、批判されたものを見聞きし、安心してから取り掛かりたいのだ。 なるべく損をしたくない、得だけをしたいと無意識に刷り込まれてしまった残念な時代だ。 (「得したかったら徳を積め」、とはよう言うたもんだ) もうすでにそこで言葉と音が氾濫し、情報過多で逆にカオスである。 何事もやってみないことには、どうだかわからんのだ。 人の意見はあなたのものではない。 あなた自身で体験してみなければ、あなたのものにはならない。 全てを取り払い、それを受け入れること。 それには一旦頭を空っぽにすることだ。 そこではじめて自分の言葉が生まれるだろう。 そしてあなたにとっての『ロゴス(の本当の意味)』が一体何なのかを一生かけて学ぶのだ。
by mandala-2
| 2011-05-04 10:07
| マンダラ著
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