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感情の扱い方・・・ってどうしたらええものかと悩んでいる人多いと思う。
最近この件に関して、いろんな情報が入ってきて、「あ、そうなのか・・・」と思うに至ったので、書いている次第である。 感情は勝手に沸き起こってくるから自分は対処できない? 否、そうではない。 感情は自分の一部ではあるが、感情が自分の全てではない。 先日、知り合いの方からのメールで、 「『感情はコントロールするのではなく、ドライブするといい』と言われて納得した。」という話を聞いて、私も「ナルホドー」と納得、合点がいった。 ヴィパッサナーでは、沸き起こってきた感情や感覚をどう処理するかというと、「ただ客観的に見つめるだけ」でいいという。 この宇宙の全ては、「生成と崩壊」を繰り返すのが常という。 生まれて、とどまって、消えていく。それだけである。 感覚が沸き起こった時に、それを流せずに反発してしまうから、苦しくなる。 感情が生まれて、自分のうちにとどまって、そのうちに消えていくことを、ただ、自分は客観的に見ていれば、感情の方はすうっと通り過ぎて行ってくれるのだ。 通り道の邪魔をしているのは、実は自分自身であったりする。 表現アートをしている女性と話していたことがある。 表現アートとは、絵、ダンス、音楽、詩、ドラマなど、自分の好きに自分を表現する芸術療法の一種で、なんでも思ったことを表現するというホリスティックな療法であり、芸術だという。 人は、自分の心のうちにあるものを何か表現すれば、でそれだけでスッとしたりするものだ。 日記を書く行為も表現アートみたいなもんだという。 その日あったいやなこと、いいこと、様々なことを書き連ねていく。 それでその時の感情を思い出して、ムカついたり泣いたり喜んだりするけれど、 それだけで(感情を再体験すれば)、スッとして、もうなんでもなくなっている。 生まれて、とどまり、そのままなかなか消えていこうとしなかった感情、ずうっととどまり続けている感情を、もう一度思い出して体験することそれ自体が、感情が消滅するための促進剤となっているのかもしれない。 内側にある、すでに蓋をしてしまったと思われる感情が浮上し、その感情を再体験していくプロセス。消滅させるためには感情に再び直面しなければならない。 しかし、自分は何をするでもなく、反発も何もせず、ただそれを客観的に生成から崩壊までのサイクルを見ているだけでよい。 客観的に見る、感じる。それだけで、もうどうでもよくなっている。 つかんだものを、しばし見て、そしてリリース(解放)する。 感情のマネージメントとは、UFOキャッチャーのようなもんである。
by mandala-2
| 2007-09-22 20:48
| マンダラ著
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